当機構は各種教育機関、ご家庭と手を携え、
生涯の人格形成の基礎を培う
「幼児教育」の質の向上と
子どもの育ちを支えます
乳幼児期は、人間の根っこの部分を育む大切な時期です。子どもの育ちを取り巻く環境が大きく変化している今、これまで以上に幼稚園・こども園が、担う役割は拡大しています。（一財）全日本私立幼稚園幼児教育研究機構は、全国の私立幼稚園・こども園と連携し、子どもの育ちを支えるための教職員の資質向上、幼児教育の専門性を高める調査・研究等、幼児教育にかかわる様々な事業活動に取り組み、未来を担う子どもたちと子どもたちの育ちを支える園、ご家庭、地域社会に貢献してまいります。
当機構の主な事業
幼児教育にかかわる者の資質向上
全国の私立幼稚園・こども園をはじめとした教育機関と連携して、教職員の資質向上に努めます。
教職員と学術研究者との連携を図る
幼児教育実践学会
現場の実践者を豊かにし、幼児教育の有用性を社会に示すことで、 子どもの育ちが最優先される社会を目指して2010年度より学会の実施・運営を行っています。
幼児教育研修システム
オンデマンド研修
地域や働き方に関わらず、教職員一人ひとりの主体性を尊重した学びの機会を保障するために、様々な研修コンテンツをオンデマンド配信しています。
学校評価と幼児教育の質向上を図る
ECEQ®
「公開保育を活用した幼児教育の質向上システム」、 ECEQ®（イーセック）を開発。 各園の学校評価を支援するとともに、ECEQ®コーディネーターを養成するための講座を企画・運営しています。
教職員の研修を体系化しサポート
研修体系の整備
保育・教育研修の体系化を図るため、保育者としての資質向上研修俯瞰図の作成、 教職員の研修を受講履歴を管理するための研修スタンプ・研修ハンドブック、 研修履歴管理システムの開発等を行っています。
機構からの情報提供
全国研究研修担当者会議
各都道府県私立幼稚園団体の研究研修を担当する委員長を対象に、日本の幼児教育の方向性や当機構の各種事業等を報告・共有し、全国で質の高い教育の展開を目指します。
教員の秀逸な功績を讃える
優秀教員表彰者制度
研究研修の取り組みに率先して取り組まれ、優秀な成果と功績を記した教員を表彰します。 当機構が、保育と教育の質の向上を目指し、独自に創設した表彰制度です。
幼児教育に関する調査及び研究
様々な調査・研究を重ね、幼児教育の質向上に取り組みます。
国から委託された研究の実施
文部科学省等
委託研究事業の実施
文部科学省等より委託をされ、研究事業を行っています。 学校評価に関する研究やインクルーシブ教育に関する研究、 預かり保育に関する研究等を行いました。
家庭・地域における幼児期の教育力の向上への支援・普及
こどもがまんなかしんぶんの発行、ようちえん絵本大賞の開催など、子どもの育ちを応援します。
園とご家庭をつなぐ情報紙
こどもがまんなかしんぶん
園と家族を結ぶ情報紙として全国の私立幼稚園・こども園に通う園児の保護者、賛助会員を対象に発行しています。幼児教育の重要性やご家庭での子どもの過ごし方など、充実した情報をお届けしています。
絵本とご家庭の架け橋に
ようちえん絵本大賞
近年発行された、子どもに読み聞かせたい、ご家族で読んでほしい絵本を選定し顕彰する「ようちえん絵本大賞」。親子で絵本に親しむ時間がより充実することを願って2009年より行っています。
幼児教育分野における国際交流等
幼児教育の視点と情報網を世界に広げ、国際交流の場を創出します。
海外の幼児教育の最新事情を学ぶ機会を創出
Cedep共催シンポジウム
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター（Cedep）との共催により、 海外から講師をお招きしてシンポジウムを開催しています。 日本にとどまらず海外での幼児教育の最新事情を学ぶ機会を提供しています。
発達保育実践政策学センターのロゴマーク
その他この法人の目的を達成するために必要な事業
機関誌の発行、国や企業と連携する幼児教育関連事業の推進に努めます。
当機構の活動をお知らせする機関誌
まなびの広場
当機構の活動報告を中心に掲載する機関誌「まなびの広場」を発行しています。 隔月発行し、全国の私立幼稚園、こども園、関係各所にお送りしています。
日本の幼児教育の質向上に向けて
文部科学省・こども家庭庁 との連携・調整
こども家庭庁が創設されるなど、「研修」と「評価」が特に重視される中で、当機構では、 国との連携のもとでさらなる向上を目指しています。 地域に根ざした各々の私立の園が、 より質の高い幼児教育を実践していくために、国と連携・調整し、最新の情報を皆様にお届けします。
